口から始まる健康づくりvol.94
ワイヤー矯正とマウスピース矯正 それぞれのメリット・デメリット

対応できる歯並びや症例の違いは?
歯列の状態などで変わる選択肢

 近年、歯列矯正を始める方が増加。成長期の子どもに限らず、10代〜60代以降の大人までと、年齢層が広がってきています。代表的な矯正法は、「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」。どちらにもメリット・デメリットがあり、歯並びや生活スタイルに合わせた選択が重要です。

ワイヤー矯正は、歯の表面(または裏側)にブラケットという装置を装着し、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていく方法です。長い歴史があり、さまざまな症例に対応できるのが大きな強み。微細な動きのコントロールがしやすく、複雑な歯列不正や大きな歯の移動が必要なケースにも適しています。

また、矯正力が常にかかっているため、比較的短期間で効果が出やすいのも利点です。ただし、金属製の装置が目立ちやすく、歯磨きが難しくなるほか、食事に制限が出たり、装置による口内炎ができやすかったり、異物感があるなどのデメリットもあります。

一方、近年登場した透明なマウスピース型の装置(アライナー)を使う「マウスピース矯正」は、装置が目立ちにくく、取り外しもできるため、見た目や衛生面を重視したい人に人気。食事や歯磨きのときはアライナーを外せるので、虫歯や歯周病のリスクも抑えやすく、ライフスタイルへの影響が少ないのが魅力です。痛みも比較的少なく、異物感が軽減されるという声も。ただし、1日20時間以上の装着が必要で、取り外しや交換など、自身による管理が必要です。自己管理が難しい人や、装着時間が不十分な場合は効果が得られにくくなります。またマウスピース矯正は、重度の不正咬合(こうごう)や歯の大きな移動が必要なケースには適さないこともあります。

このように、ワイヤー矯正とマウスピース矯正にはそれぞれ異なる特徴があります。「どちらが良いか」は一概には言えず、歯並びの状態や生活習慣、性格的な向き不向きによっても変わってきます。信頼できる歯科医院でしっかり相談し、納得してスタートすることが大切です。
(川崎豪彦)

ワイヤー矯正のメリット・デメリット

メリット
・幅広い症例に対応可能(難しい歯並びにも対応)
・比較的短期間で歯を動かすことができる
・治療途中で細かな調整がしやすい

デメリット
・金属の装置が目立ちやすい
・口の中の違和感や痛みが強い場合がある
・食べ物が詰まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが上がる
・定期的な通院と調整が必須

マウスピース矯正のメリット・デメリット

メリット
・透明な装置で目立ちにくい
・取り外しが可能で食事や歯磨きがしやすい
・金属アレルギーの心配がない
・痛みが比較的少なく、装着時の違和感も軽減されやすい

デメリット
・装着時間を守らないと効果が出にくい
・対応できない症例もある(重度の不正咬合には不向き)

店舗名かわさきデンタルクリニック
電話番号073-488-5489
Webサイトhttps://www.kawasakidentalclinic.com/
住所〒640-8451 和歌山市中573-19-403
ふじと台ステーションビル エスタシオン EAST 4階
営業時間(診療時間)9:30~13:00、14:30~19:00
火曜日は9:30~15:00
金曜日・土曜日は18:00まで
定休日(休診日)
日曜・祝日

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