友だちトラブル
どこまで親が出るべき?

 園児・低学年の子どものトラブルで、一番頭を悩ませるのが「相手の親への対応」かもしれません。「お互いさま」で済ませるか、連絡を入れるべきか、その距離感は非常に繊細です。

親が出るべき境界線は、「物的な損害(服やおもちゃの破損)」や「けが」が発生したかどうかです。該当する場合は、どちらが悪いに関わらず、事実確認・謝罪・状況報告のために親が動く必要があります。

一方で、小さな口げんかやおもちゃの取り合いなら、基本は子ども同士に任せましょう。ただし、降園後や公園など、親の目の前で起きたことなら、その場で自分の言葉で相手の親に伝えるのがスマートです。「うちの子、頑固でごめんね」「さっきは強く言っちゃってごめんなさい」と親がオープンに声をかけることで、子どもたちの空気も和みます。

一番避けたいのは、モヤモヤを抱えたまま悩んだり、ママ友に愚痴を広げてしまうこと。子どもの記憶は曖昧なこともあり、「お互い成長中だよね」と言い合える関係を大人同士で作っていくことが、結果的に子どもを守る環境づくりにつながります。

園・小学校の成長期には、子どもたちの世界がぐっと広がります。それとともに増えるのが、友だちトラブル。結論から言うと、親が出るべきなのは、子どもがSОSを出しているか、安全が脅かされている時です。それ以外は、親は「解決人」ではなく「伴走者」に徹するのがベスト。どっしり構えて、子どもの心の声を聴くことも始めてみませんか。

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発達支援教育士認定講師カール友波(となみ)
プロフィール発達支援教育士認定講師として、リビングカルチャー倶楽部(くらぶ)で活躍中。特性のある「子どもの自立」を後押しできるノウハウを学び、資格も取得できる講座が人気です

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