農家・元ちゃんが絵本を出版
「おおきなかぶ」をオマージュ

小林元(げん)さん

元ちゃんファーム農園主 小林元(げん)さん
【プロフィル】1981年和歌山県生まれ。2010年紀の川市に自然・有機栽培の「元ちゃんファーム」を開設

 紀の川市東国分、約140aの田畑を耕し、農薬や化学肥料を使わない自然・有機栽培に取り組む「元ちゃんファーム」。園主・小林元さんが、今年5月に絵本を出版しました。「絵を描くのが好きで、子どもが生まれてから一緒に絵本を読むようになって、いつか絵本を作りたいと思っていました」と、その思いを形にしました。

絵本のタイトルは「おおきなにんにく」。多くの人に長く愛されている「おおきなかぶ」をオマージュした作品です。「昔話には意地悪な人や鬼が出てくることが多いですが、この物語に悪者は一人もいません。みんなで力を合わせる様子が描かれていて、僕の大好きな絵本。僕たち夫婦は農家なので、カブをひくのが自分たち家族だったら、子どもたちも喜ぶんじゃないかと思ったんです」と、オマージュしたきっかけを話す小林さん。

ニンニクは元ちゃんファームの主力野菜の一つ。小林さんが農業を始めた2010年、和歌山の有機農家にいただいた種で栽培を始めました。それ以来16年間、種を取り続けながら育ててきた愛着のある野菜です。そのニンニクをみんなでひく物語とし、小林さん本人と妻・陽子さん、3人の娘、そして飼っていた愛猫、農園の倉庫を貸してくれている美代志さんも登場。「おおきなかぶ」のシーンにできるだけ近づけながらも、ニンニクが種から育つ様子は登場人物の服装などで季節感を演出。家族がそろうオリジナルの一コマもあり、個性的な独特のタッチで描かれる人物の動きや表情が印象に残ります。「農家の新たなチャレンジです。次は創作ストーリーで2冊目を出版したい」と、意欲を見せます。

「おおきなにんにく」は、A4変形判、28ページ、1100円(発行=元ちゃんファーム)。毎週水曜午前11時半~12時半に和歌山市のぶらくり丁に出店しているマルシェや、毎月第2日曜に行われている本町公園「てとこと市」の出店ブースで販売。【問】090(9162)9090元ちゃんファーム(インスタ▷@genchanfarm)

おおきなにんにく 「おおきなかぶ」のオマージュ

<読者3人にプレゼント>希望者は〒住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、はがきの場合は〒640-8557(住所不要)和歌山リビング新聞社「おおきなにんにく」係へ応募を。
メールの場合はpresent@living-web.netの同係へ。
7月1日(水)必着。当選発表は発送をもって代えます。
※賞品は弊社でお渡しします

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