W杯のサブチャンネル
画像粗いのなぜ?
地上波でW杯を見ていると、たまにある「今からサブチャンネルで放送」の文字。これは、試合が長引いた時、見てもらえるようにしている措置だ。でも、サブチャンネルの画質は何せ粗い。古いVHSの動画のようだ。実は、これは地デジの仕組みだという。地デジは1つの放送帯域の中に、メインとサブの複数のチャンネルを同時に乗せることができる。しかし問題は、帯域は有限だということ。メインとサブで電波を分け合う分、1チャンネルあたりに割ける情報量が減り、映像が圧縮されて画質が落ちる。構造上の理由で粗くなるのだ。ただ、サブチャンネルの恩恵を受ける場合もある。それが視聴率だ。合算して発表されることもあり、すんごい数字が出ることもある。
この仕掛けはW杯だけはでない。プロ野球でもサブチャンネルは頻繁に登場する。阪神戦の後の番組だと、その恩恵を受け、思わず笑顔に。とはいえ、放送後数日たてば、サブチャンネルとメインチャンネルの数字が集計される。結果、メインよりもサブの視聴率が上という、スポーツのような逆転劇も珍しくない。
テレビのツムジ 関西の放送作家がバッサリ!
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
文:岡内義人
読売テレビ「土曜はダメよ」「かんさい情報ネットten.」、ABCラジオ「征平・吉弥の土曜も全開」など番組構成や、テレビCMなどを手がける
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