FPが解説! 住宅ローン相談室②
「ローン審査」を
無事に通るには?
- 2026/7/16
- 暮らそら
仮審査と本審査の2段階で実施
FP(ファイナンシャル・プランナー)が分かりやすく伝える「相談室」シリーズ。第2回は、「住宅ローンの審査」がテーマです。「和歌山家づくりのお金相談センター」(橋本市紀見ヶ丘)代表で、住宅ローンアドバイザーの柴垣和哉さんが解説します。
家は人生で最も高額な買い物の一つ。多くの人がマイホームを手に入れるために住宅ローンを利用します。「しかし、ローンを借りるには、金融機関が定める利用条件や返済能力を満たす必要があります」と、柴垣さんは話します。
住宅ローンの審査は、借り手が安定して返済を続けられるかを確認するため、「仮審査(事前審査)」と「本審査」の2段階で行われます。
「仮審査では返済能力を判断するため、借り手の年齢・勤続年数・年収などが影響します。『借入時や完済時の年齢が高い』『転職したばかりで勤務年数が短い』『年収や所得が不安定』といった場合は審査に通らないことがあります」と、柴垣さんは説明します。
返済負担率も重要な審査基準の一つ。「年収に占める年間返済額の割合を示す返済負担には、住宅ローンだけではなく車のローンなども含まれるため、注意が必要です」。さらに個人信用情報も要チェック。「クレジットカードの支払い遅延など、本人が忘れているケースも多く、事前に必ず確認を」とも。
仮審査を通過すると、本審査へ進みます。本審査では、物件の価値や借り手の健康面が重視されます。「例えば、病気のリスクが高く、団体信用生命保険(団信)に加入できない場合は、ローンの借り入れが難しくなるでしょう」と。
これらを踏まえて、「新たな借り入れをしたり、転職によって年収が下がったりするなど、仮審査後の返済能力に変化がなければ、本審査はほぼ確実に通るでしょう」と、柴垣さんは最後に話していました。

FPの柴垣和哉さん
柴垣FPの審査に落ちないためのチェックポイント
□ 返済や支払いをきちんとしておく
「携帯電話の分割払いを延滞していませんか」
□ 返済中のローンを完済し、返済負担率を下げる
「キャッシング枠も借り入れに判断されます」
□ クレジットカードなどの引き落とし忘れや滞納はしない
「信用情報に記録され、5年間は審査に影響が出ます」
□ 消費者金融からお金を借りない
□ 転職や独立を避ける
□ 健康に気を付ける










