協会けんぽインフォメーションvol.30
医療費や体に負担がかかる
「はしご受診」は控えましょう

皆さんは「症状が良くならない」「念のために他の病院でも診てもらいたい」と不安に思い、別の医療機関を受診した経験はありませんか? このように、同じ病気やけがで複数の医療機関を受診することを「はしご受診」といいます。はしご受診を繰り返すと、医療費がかさむだけでなく、体にも負担がかかります。

継続的に同じ医療機関を受診すれば、1回目は初診料と検査料など、2回目以降は再診料が要ります。一方、はしご受診をすると毎回再診料の約4倍の初診料、さらにその都度検査料などがかかり、医療費が膨れ上がります。また、同じような薬を毎回処方されるため、薬の飲み合わせなどによっては副作用を引き起こす可能性があることに加え、画像診断などの検査を繰り返し受けることになるので体への負担も大きくなります。医療機関を変え続けていると治療法が確立しにくいので、治療期間が長引くことも考えられます。

最適な診断や治療を受けるためには、日ごろから信頼できるかかりつけ医を見つけておくことが大切です。もし、がんなどの重い病気になり、主治医以外の医師の意見を聞きたい場合は、セカンドオピニオン(左記参照)の利用をおすすめします。同じような検査や薬の処方が繰り返されることもないので、希望する場合はまず医師に相談しましょう。(全国健康保険協会和歌山支部企画総務グループ)

セカンドオピニオンの利点

①患者と主治医が納得した治療法を選択する ことができます
②誤診や見落としなどのリスクを減らすことに つながります
※セカンドオピニオンの紹介状を作成してもらう際は、「診療情報提供料」5000円がかかります(3割負担の場合、保険適用で1500円)

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