夏の暑さを乗り切る ネバネバ野菜

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暑さが厳しくなる中、“食欲が出ない”と悩んでいる人も多いのでは。そんなときに大活躍するのが、“ネバネバ野菜”。ツルンと食べられて夏の料理にはかかせない存在。疲れた体を癒やすその正体に迫ります。

野菜のネバネバ成分が 疲れた体を癒やすカギ

夏本番!蒸し暑さや冷房による冷えで体調を崩しがちな季節です。疲れやすい、食欲がないと悩んでいる人も多いのでは。そんなときにぴったりなのが、〝ネバネバ野菜〞。夏が旬のモロヘイヤやオクラに加え、山芋、レンコン、ナメコ、海藻…。ツルンとしたのど越しで食べやすく、食が進むので夏バテ対策にもぴったりです。

これらの野菜のネバネバに、体に良い成分がたくさん含まれているのを知っていましたか。

リビングカルチャー倶楽部講師で、野菜や果物のスペシャリスト・ジュニア野菜ソムリエの宮脇聖名子(みなこ)さんに話を聞きました。ネバネバが持つ効用や、それぞれの野菜のおいしい食べ方を伝授してくれます。

また、モロヘイヤやオクラなどの野菜をたっぷり使ったオリジナル料理のレシピも紹介。親子で参加できる野菜クイズとグリーンスムージーの講座も企画しました。この夏、ぜひ家族でネバネバ野菜を楽しんで。

夏の食卓にネバネバ野菜を

粘り成分の正体は食物繊維 胃の粘膜をやさしく保護

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モロヘイヤや山芋、オクラ、ナメコなどのネバネバの正体は〝ムチン〞という食物繊維の一種。粘りの強い食品ほど多く含まれています。体の細胞同士をつなぐ役割に加え、強い保水力があり、胃などの消化器官を覆って粘膜を保護してくれるのが特徴。食べ物を消化するときに糖の吸収を穏やかにして、血糖値の上昇を抑えます。

「ネバネバ成分がある野菜には、ビタミンB群、特にB1、B2をたくさん含んでいるものが多いです」。ビタミンBには疲労回復効果があるため、疲れを感じたときに役立ちます。

夏に旬を迎えるモロヘイヤは、クレオパトラも好んで食べていたそう。「天ぷらやおひたし、スープやスムージーにするとおいしくいただけます」と宮脇さんはすすめます。細かく刻めば刻むほどねばり成分が出てとろとろに。実野菜であるオクラは、サラダや天ぷら、スープに。モロヘイヤ同様、刻むほどねばりが出るので、細かく刻んで他の食品とあえるのもおすすめです。

里芋、山芋などのイモ類は、ジャガイモの代わりに料理に使ってもいいでしょう。里芋はグラタンに向いており、山芋は輪切りにして焼いたり、〝とろろ〞にしてお好み焼きに入れたりと、さまざまな楽しみ方があります。ワカメや昆布、モズクなどの海藻には、野菜とは違ったネバネバ成分のフコイダンやアルギン酸が。どちらも水溶性食物繊維で、フコイダンには、抗がん作用や抗ウイルス作用、コレステロールの低下作用が、アルギン酸は、有害物質を体の外に排出する働きがあるとして、医療などの分野で研究が進められています。モズクはモズク酢にして食べることが多いですが、天ぷらにしてもおいしく食べられます。

食欲がないときにツルリと食べられるサラダのレシピを紹介。一度にたくさんのネバネバ野菜を食べることができます。また、親子で楽しめるスムージーの講座を実施。ジュニア野菜ソムリエに加えて、ロースムージーエキスパートの資格を持つ宮脇さんの指導のもと、おいしいグリーンスムージーを作ります。今年の夏は、ネバネバ野菜のパワーで、夏バテを予防して元気に過ごしましょう。

お手軽レシピ ネバネバ野菜の豆腐サラダ

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材料(2人分) ●豆腐1/2丁●乾燥ワカメ4g●長芋10cm●オクラ4本●モロヘイヤ1/2束●ナメコ1/4パック

作り方

  1. 豆腐は一口大に切り、乾燥ワカメは水で戻します。長芋の1/2はさいの目切り、残り1/2はすりおろします。オクラはガクの硬いところを取り除き、軽く茹でて輪切りに。モロヘイヤは軽く茹でて葉を細かく刻んで粘りを出します。ナメコは軽く湯通し
  2. モロヘイヤとすりおろした長芋を混ぜ合わせ、しょうゆやドレッシングなど好みのもので濃い目に味つけ
  3. 皿にワカメを敷き、豆腐、長芋、オクラ、ナメコを盛り付けて、2をかければ完成
 

夏休み特別1日講座・親子で楽しむ! 野菜クイズとグリーンスムージー

親子で野菜クイズに挑戦し、季節の野菜を使った2種類のグリーンスムージーを作ります。

日時 8月28日(金)午前10時半~12時
場所 リビングカルチャー倶楽部フォルテ教室(和歌山市本町)
講師 宮脇聖名子さん
対象 小学生以上の子どもと保護者
参加費 2700円(材料費1080円込み)※子ども1人追加につき+540円
定員 先着10組
問い合わせ・申し込み 073(421)4411 フォルテ教室

 

 

 

 

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