もっとすてきにエクステリア⑤
日常使いのガーデン用品を
災害時にも上手に活用

危ない塀は撤去して震災に備える

さまざまなデザインや素材、形状がそろう雨水タンク

さまざまなデザインや素材、形状がそろう雨水タンク。「家や庭と調和したものを選ぶ楽しさも」と永田さん(写真提供:タカショー)

 防災月間に見直したいわが家の備え。エクステリアシリーズ5回目は、「タカショー」(海南市南赤坂)のプロユース企画部マネージャー・永田真弓さんに、在宅避難をテーマに、自宅の庭の防災対策を聞きました。

自宅で避難生活を送る在宅避難は、分散避難の選択肢の一つとして関心が持たれています。積水ハウスの研究機関「住生活研究所」が8月に発表した「防災に関する調査(2023年)」では、「プライバシーを保ちたい」などの理由で、84・8%の人が住み慣れた自宅での避難を選びました。
在宅避難は家やその周辺に倒壊や損傷、浸水などの危険性がなく、身の安全が確保されていることが絶対条件。また、水や食料、ガス・水道・電気に代わる生活用品を常備することも必須です。「家の中だけじゃなく、庭にも備えがあるとより安心です」と呼び掛ける永田さん。「日常使いしているガーデン用品は災害時にも活用できますよ」

雨水タンクは雨どいを通じて雨水をためる外付け容器です。「雨どいに直接取り付け、たまった雨水は庭木の水やりや洗車などに使います。災害時にはトイレを流すなど生活用水として利用して」。夜の庭をおしゃれに演出するランタンスタイルのライトも緊急時に活躍。「手動充電機能が付いたソーラーライトなら、停電したときに重宝します」。日よけテントや目隠しスクリーンは、簡易的にプライベート空間を作ってくれます。

減災対策として塀の点検も怠りなく。塀が倒壊し、避難路がふさがって逃げ遅れたり、塀の下敷きになって大事故につながったりすることもあります。「アルミ製のフェンスや、内部に発泡剤を使った塀などは軽量で、倒壊しても危険が少なくおすすめです」と永田さんはアドバイス。ブロック塀などの撤去や、撤去後に軽量の塀を新設する場合、条件付きで補助金が交付されます。詳しくは、住んでいる自治体に問い合わせを。

暮らそら

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