毎日生き生き健康通信vol.80
寝苦しい夜、眠れない時は工夫を
夏の快眠は環境づくりから
- 2026/8/27
- みんなの健康
- 内科の先生に聞きました!(毎日生き生き健康通信)
眠れない状態が続く時は、睡眠薬を検討
夏はエアコンを付けていても、「寝付きが悪い」「夜中に何度も目が覚める」といった睡眠の悩みを抱える人が増えます。
人は眠る時、体の中心部の体温(深部体温)が下がることで、眠りにつきやすくなります。夏は外気温や湿度が高く、エアコンを使っていても体内の熱を十分に逃がせないことも。そのため、深部体温が下がりにくくなり、寝付きの悪さや夜中の目覚めにつながります。生活リズムの乱れ、冷たい飲み物やアルコールの飲み過ぎ、暑さによる運動不足も、睡眠の質を低下させる要因です。
快適な睡眠には、まず室内環境を整えることが大切。就寝中はエアコンを切らず、朝まで付けておくことが勧められます。室温や湿度を適切に保ち、風が直接体に当たらないように工夫して。室温をやや低めに設定し、寝具や衣類で調節するのもポイントです。
休日もできるだけ同じ時間に寝起きし、暑さが和らいだ時間帯に軽く体を動かしましょう。入浴はシャワーだけで済ませず、ぬるめのお湯につかると、入浴後に深部体温が下がって寝付きやすくなります。就寝前はスマートフォンの使用や、カフェイン、アルコールの摂取を控えて。アルコールは、寝付きが良くなったように感じても睡眠の質を低下させます。飲む場合は夕食時までにとどめるのがよいでしょう。
こうした対策を続けても眠れず、日中の眠気で仕事や運転など日常生活に支障が出る場合は、医療機関へ相談を。睡眠薬には、寝付きを良くするものや、夜中の目覚めを抑えるもの、依存性の少ないものなどがあり、症状に合わせて選ぶ必要があります。
市販の睡眠改善薬の多くは、眠気を起こす抗ヒスタミン成分を利用しており、入眠を促す作用があります。一方、夜中に何度も目が覚めるタイプには、十分な効果が得られない場合があります。
また、「暑いから眠れない」と思っていても、睡眠時無呼吸症候群や頻尿、夕方から夜に足がむずむずし、じっとしていられなくなる「むずむず脚症候群」など、別の病気が隠れていることもあります。眠れない状態が続く人は、かかりつけ医に相談してみましょう。
| 店舗名 | 和歌山駅前つじもと内科・呼吸器内科アレルギー科 |
|---|---|
| 電話番号 | 073-476-5676 |
| Webサイト | https://wakayama-naika.com/ |
| 住所 | 〒640-8341 和歌山市黒田95-5 |
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