「しえきのにわ」を花と緑で彩る
子ども向けワークショップを実施
「市駅グリーングリーンプロジェクト」が開催

伏虎義務教育学校の児童10人が参加

新設エリアのガーデンが完成して喜ぶ、伏虎義務教育学校の児童やスタッフ

 公・民・学が連携して、南海和歌山市駅周辺でまちづくり活動を行う団体、「市駅グリーングリーンプロジェクト」が、2月22日に、市駅前通りで、子どもを対象とした庭づくりワークショップを開催しました。

同団体は2024年3月から、社会実験「和歌山市駅前ストリートガーデン『しえきのにわ』」を実施。市駅前通りの一部にウッドデッキを施工し、その周辺に芝生やベンチを備えるパークレット(歩行者用休憩スペース)型のストリートガーデンを設け、人々が緑に親しみながら憩う空間づくりに取り組んでいます。

同ガーデンの拡張計画が評価され、24年度緑の環境プラン大賞のポケット・ガーデン部門で、最高賞の国土交通大臣賞を受賞。助成を受け、西側歩道2カ所と東側歩道2カ所の計4カ所の増設が実現することになりました。
今回のワークショップは、新設エリア施工の一環として実施。伏虎義務教育学校区子どもセンターと連携し、10人の児童が参加して、花苗の植え付けや天然芝の設置に挑戦しました。参加者の一人、小学1年生の福田紗菜さんは作業を終え、「きれいなお花を植えて楽しかった。たくさんの人に見てほしいです」と満足げな様子でした。

理事長の谷澤博司さんは、「子どもたちが土に触る機会を提供できてうれしい。今日の活動が、『自分たちの手でまちをつくった』という自負につながれば」と話します。

「しえきのにわ」は引き続き、同団体のスタッフによってミカンの植木を組み込み、3月中に完成予定。4月13日(日)に行われる子ども向けイベントの会場の一部としても活用されます。

プランターに土を入れる作業が終わり、色鮮やかな花の苗を植え付ける児童たち

枠に合わせて丁寧に芝を設置。保護者や伏虎地区の民生委員・主任児童委員も、児童を温かく見守っていました


コーナー

関連キーワード

 

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

交通安全キャンペーン2024 贈呈式

おすすめ記事

  1. リビング和歌山2025年12月20日号「寒い日のお楽しみ せいろ蒸し日和」
     寒い季節にぴったりのせいろ蒸し料理。ベジフル料理研究家・井上宣子さんによる考案、和歌山の食材を取…
  2. リビング和歌山2025年12月13日号「進化した往年の玩具、コレクションの極み 大人が夢中!「キダルトトイ」の世界」
     ちまたのおもちゃ屋さんはクリスマス商戦でかき入れ時。しかし実は今、“玩具市場”をけん引しているの…
  3. リビング和歌山2025年12月6日号「和歌山市内の5つの社寺を参拝 御朱印にときめく小旅へ」
     和歌山市内の5社寺を訪れて御朱印を集める「紀州神仏霊場巡り」が来年4月末まで行われています。全て…
  4. リビング和歌山2025年11月29日号「新たな視点で魅力を発掘し、情報を発信 岩出市地域おこし協力隊着任」
     JR岩出駅前に観光案内所の整備を進めている岩出市。市が初めて募集した地域おこし協力隊も着任し、“…
  5. リビング和歌山2025年11月22日号「昨年よりさらに進化!冬の街を彩る130万の光 KEYAKI Light Parade」
     今年も、けやき大通りがキラキラとした光と笑顔に包まれる季節がやってきます。今年で3年目となる冬の…
リビングカルチャー倶楽部
夢いっぱい保育園

お知らせ

  1. 2025/12/18

    2025年12月20日号
  2. 2025/12/11

    2025年12月13日号
  3. 2025/12/4

    2025年12月6日号
  4. 2025/11/27

    2025年11月29日号
  5. 2025/11/20

    2025年11月22日号
一覧

アーカイブ一覧

ページ上部へ戻る